愚問自答「スペシャリストかゼネラリストか」
一つの専門性を深掘りすべきか、幅広く一通りの知識・スキルを習得すべきか。
ラーメンかチャーハンか。
ハンバーグかカレーか。
というくらいポピュラーな問いですが、様々な方々を見るとどうやら…
「いけるなら両方」
というのが良さそうです。
(現にラーメン・チャーハンセットなら大丈夫でしょう!)
両方、というものを分解すると、
a. スペシャリティをゼネラルに持つ(専門性の複合化)
b.ゼネラルなスペシャリティを持つ(汎用的な専門性)
の2パターンがあり、やりやすい方法で到達するのがよいと思います。
【a.スペシャリティをゼネラルに持つ】
一つのテーマをやっているうちに「こりゃ周辺領域も分からんとこれ以上は理解できないな」と感じて、じわじわと染み出しながら専門性を拡大するパターン。
企業内で偉くなる/一目置かれる人はこのパターンが多いと思います。
このパターンになるポイントは、協調領域的なテーマを習得することで、例えば管理会計、人材育成、知財、ITとかが該当します。
【b.ゼネラルなスペシャリティを持つ】
そもそもカバー範囲の広い専門性を持つことで、割と何でも対応できちゃうというパターン。
周りからは「あの人、問題解決力高いけど、結局何の専門家?」と思われる、一匹狼タイプに多い気がします。
このパターンになるポイントとしては、戦略、生産管理、組織人事、財務という、やたら広いテーマで強い専門性を築くことです。
以上のように、スペシャリストかゼネラリストかなどと悩んでるヒマがあれば、両方を目指せば良いと思いますが、
いざ両方できても一風変わった人くらいの見え方なので、専門性とかよりも毎日をホノボノと暮らす人間関係を築いた方がよほど幸せと思います。
結論:スペシャリストとゼネラリストのラーメン・チャーハンセット(両方)は可能。