愚問自答「Promotion is dead? 〜出世って、したいですか?」
件名は「Heavy metal is dead」へのリスペクトで…。
さて、出世に熱意を燃やす、という人種を、トント見なくなった気がします。
僕自身が現在非常にまったりした職場にいるからかもしれませんが、周囲で露骨に出世意欲のある人を見たことがないです。
出世に情熱を傾けるなんて、てっきりドラマだけの世界か?と思っていたら、一部組織(行政、金融機関あたり)ではまだ割とそういうカルチャーが残ってるみたいですね。
個人的にはモチベーションは人それぞれなので、好みの問題と思いますが、
素朴に出世したい人の内面心理の構造が実に興味深いですね。
元々競争心が高い集団というなら、それはそれで「部活動かっ」て突っ込みたいところですが、おそらく人事制度の影響で後天的に競争心を掻き立てられている部分もあるのでしょうね。
逆に出世意欲のある人からは、僕みたいな人間の仕事へのモチベーションが興味深いのだと思います。
僕の場合、金銭的にも非金銭的にもインセンティブがない、ということが第一でしょうか。
専門職が多く構成される組織では同様の制度であることが多いと聞きますね。
今後、日本が国として何を目指すのかはわかりませんが、社会的な風潮を見ても、出世という概念自体があと10年くらいで終わる気がします。
おそらく組織への帰属よりは、専門性への帰属になるでしょう。
個人の幸せを考えれば、ポータビリティの高いスキルを有すれば国を超えても生きていけますから。
そうなると、上下関係もへったくれもなく、パワハラなんかも無くなればよいですね。
結論:Heavy metal is dead.
そして、Promotion is dead.