日々是、徒然に愚問自答

生来の小心者なのか、単に暇なのか、、、、日々悶々と悩みや疑問が浮かびます。しかしながらその大半は取るに足らないことで、人様の貴重なお知恵と時間を拝借するのもはばかれます。そのため、自ら産んだ愚問には自ら答えて始末をつけようという試みです。通勤電車等でご賞味くださいませ。

愚問自答「転職って、した方が良いですか?」

友人からの示唆を受け、ミドルキャリアについて愚問自答してみます。

(こういうパターンも大好物なので、愚問は日々大募集です)

 

ナイスミドルな年齢になると、自分のキャリアはある程度自分でコントロールしたくなるというか、自律的にキャリアを構築したくなるなぁ、とトミに感じます。

 

自分でキャリアをコントロールするということは、翻すと、コントロールを可能とするレベルのスキルなり専門性が必要なわけですね。

(仮に転職しようにもスキルや専門性がないと財津一郎並にキビシーわけです)

 

問題はそのようなスキルや専門性をどうやって獲得するか、です。

 

スキル/専門性獲得の手段は数多ありますが、単純に分類すれば、社内で磨くか、社外で磨くか、となります。

 

そいで、どっちの方法がより有用かという話ですが、これは圧倒的に後者(社外で磨く)と思います。

 

社外で専門性を磨くには、これまた大きく2つに分別され、MBA/MOT的な教育への自己投資と、転職により業務経験を拡大させる方法があります。

この2つは順序の好みの世界なので、どちらでも良いと思います。

 

大事なのは他流試合の中で自分の専門性を相対的に評価することで、これは外に出てみないと何とも分からないです。

 

良くも悪くも、専門性は周囲の人との比較や希少性により高低が決まるわけで、そうなるとより多くのn数の中で自分を相対化した方が正確な評価を得られます。

 

ということから、ミドルキャリアを真剣に考えるなら、他流試合をした方が良いと思います。

 

そういう意味では、現在所属している会社のためになるかは不明ですが、自分のためには転職した方が良いです。

 

個人的な所感では、ここから10年で転職経験無しの方がマイノリティになる気がします。

正確には、流動的人材と固定的人材が二極化されそう。

 

これも個人の勝手だから好きに選べば良いも思いますが、文系人間は固定的人材にはなりきれないと思います。思っている以上に流動的です。

 

結論:自分の幸せのみ考えれば転職はすべき。結果的に転職しなくてもいいけど、他流試合をして自分の専門性レベルを相対評価しておいた方が精神的な保険になります。