日々是、徒然に愚問自答

生来の小心者なのか、単に暇なのか、、、、日々悶々と悩みや疑問が浮かびます。しかしながらその大半は取るに足らないことで、人様の貴重なお知恵と時間を拝借するのもはばかれます。そのため、自ら産んだ愚問には自ら答えて始末をつけようという試みです。通勤電車等でご賞味くださいませ。

愚問自答「副業はした方がよいか?」

昨今、雇用・収入への不安や在宅時間が増えたことからか、副業に関するニュースを見かける頻度が増えた気がします。
とはいえ、副業をやるとすればそれなりのエネルギーを使うと思うので、実際にやる前に愚問自答してみます。

※大前提ですが副業に関しては各社規定されていると思うので副業OKという条件で以降は自答しています

 

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1.副業≠副収入

ふと「自分が抱いている副業のイメージって何だ?」と思ったので、以下のように描いてみました。

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割く時間 × 収入の有無で見ると、僕としては「副業≠副収入」と考えます。
「副業をする」と「副収入を得る」は必ずしも一致しないと思うのです。

例えば僕はこのブログやポッドキャスト「収入のない副業」と位置付けています。
というのも、僕は会社の仕事(上図でいうと「本業」)とは別に『日本から仕事のストレスをなくすプロジェクト』という勝手一人プロジェクトに取り組んでおり、このプロジェクトは収入こそないけれど、僕としては1つの事業の感覚で取り組んでいるためです。
多くの時間は割けないし、収入化もしていないけど、誰かに何を提供するために真剣に取り組んでいる活動、これは事業であることから「副業」と呼べると思います。

収入と事業を分ければ、事業側は色々トライできますよね。
このブログやポッドキャストも、これで生活しているならもっと頻度高く更新したり、ネタを絞ったりします。
でもそれをやると「たいして興味はないけど流行っていることを書く」とか「否定怖さにオブラートに包む」みたいな感じになって、楽しくはないわけです。

一方、副収入が必ずしも事業ではない、ということもあります。
例えば終業後にバイトをすれば収入は得られますが、これはダブルに雇用されて業務しているということであり事業を行っているわけではないですね。「業務」の「業」での「副業」です。

つまり目的として「活動をしたい」か「収入を得たい」かでアプローチが異なります。
ちなみに「両方」という方もいるとは思いますが、この場合「本業の人との闘い」は想像以上に厳しいと思います。
副業の記事や本を読むと「個人コンサル」が副業としてオーソドックス的な紹介をされていましたが、そんな生やさしいものではないよなぁ…と思ったりしています。

2.本業に支障がないから副業

どっちが本業?という問題は色々難しいと思うのですが、個人的には本業・本収入をしっかりやったうえでの副業と考えます。

というのもこのブログを書くのにしても、『何か書こう!』と思ってPCに向き合っても妙案は浮かばず、日ごろの生活から何気に思うところがあり、それが愚問に膨らんでいるためです。(個人的な好み&情報管理の観点で本業そのものについては書かないと決めていますが)多分、大自然に囲まれたノーストレスな生活を送っていると愚問なんぞ浮かばないはずです。
つまり僕のように「働く」とかをテーマにした場合、本業<副業にすると副業のネタが尽きてしまうのです。

僕の場合、これまで「自分がやりたいことを本業と重ねすぎた」感があります。
よって「やりたいことができないなら(他のことができそうなら)転職する」と言って、実際転職してきたわけですが、「自我優先でやりたいことは副業でやればよい」と、30代後半になって初めて気付きました

今では「好きなことを長く続けることが大事」と考えています。
というのも、僕が副業たる活動をする理由の1つに「本業引退/離脱後の活動基盤づくり」があるからです。

こういったご時世ですから本業をフェードアウトするかもしれないですし、かねてから僕は50代で引退したいと思っているので、「そのとき」がいざ来たときのための下準備です。

よって副業と本業が逆転しないようにバランスを取って副業することは人生を豊かにする一つの手段と思います。

 

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こんな感じで考えてみました。
何につけても、エネルギーがあるのであればそれを投じる活動をするのが良いと思います。

 

結論:

収入にこだわらない&本業に支障のない副業をしよう!