愚問自答「カッコ悪いことをしたくないのはカッコ悪いか?」
仕事においてさしたるポリシーはないけど、カッコ悪いことはしたくないな、とは思っています。
往々に言い訳や誤魔化しは後々バレるし、逃げても追っかけてきます。
(そういうことを20代にたくさんしてきたわけです)
ところが言葉にして「カッコ悪いことはしたくない」というと、なんだか違ったニュアンスのようになり、大いに誤解を生みそうなため、本日の愚問自答では「カッコ悪いことをしたくないはカッコ悪いか?」というテーマで考えてみます。
なぜ、ニュアンスの違いが生じるのか?
思うに、「見た目のカッコ悪さ」と「内面的なカッコ悪さ」が混在しているような気がします。
1.見た目のカッコ悪さについて
必死なときは、あまり側から見てカッコいいものではないかもしれません。
僕は切羽詰まると文字通り髪を振り乱したり、ブツブツ独り言いったり、ギャースと吠えたりするので、それはそれは周りは大迷惑。
仕事が終わったときなんかはボロボロで、自分で鏡を見て
「コノ人ハ誰?」
と思ってしまうほどです。
とはいえ、必死なときにカッコよさなんぞ気にしてられないので、「やむかたなし!」などとこれまたブツブツ言いながら仕事してます。
見た目という点では非常にカッコ悪いです。
2.内面的なカッコ悪さについて
一見澄ましていても、心にやましさが残るとき、これはよろしくないです。
とはいえ、僕自身いつもベストエフォートかというと、そうでもないなぁと思います。
結構周りに仕事を引き取ってもらってしまっていて、迷惑をかけるものです。
ただ、そんな状態で気取るのは非常にカッコ悪いと思うので、「あぁ、これはいかんな」と思ったときは
「すみません!」
とストレートに謝ります。
これまた全然カッコよくないけど、やましいことは避けたいと思います。
そういった自分は、内面的には決してカッコ悪くはないと考えています。
とはいえ、現実はそう単純じゃないのは、側から見ると頑張ってるようでも全然デキがよくなかったり、澄ましていてチャッカリと仕事もこなせたりする人もいるので、何がカッコよくて何がカッコ悪いかわかりづらくなることです。
このあたり、「人からの評価なんぞ気にしない」という割り切りもありますが、それも度がすぎると、「いやいや、少しは気にしようよ、お前相当評判悪いぞ」と言われ兼ねないのが難しいところです。
僕が志向するナイスミドルは、見た目はカッコ悪くてもやましさのないビジネスパーソンです。
…それがまた難しいんだよなぁ〜。
結論:内面的にカッコ悪いことはやめよう!