愚問自答「次世代の論客は誰か?」
読書好きを公言していることもあり、たまに「どの本がオススメですか?」と聞かれることがあります。
本は、本屋さんでビビビッときたものを読むのが一番と思っているのであまりオススメとかはないのですが、
(僕的にはどのような人と付き合えば良いですか?と聞かれるのと同じ感覚)
非常に勉強になった!という本の著者を思い浮かべてみると、
ふと、「日本の経済・ビジネス論客の世代周期」に気づきました。
以下、完全なる僕の好みですが、書き出してみます。
(生年月日順、のはず)
【第一世代:現70代】
・大前研一氏
・堀紘一氏
【第二世代:現50代】
・波頭亮氏
・冨山和彦氏
・神田昌典氏
・楠木建氏
※波頭氏は61歳ですが、この世代にカウント
【第三世代:現30代】
・古市憲寿氏
・北野唯我氏
・落合陽一氏
「経済・ビジネス」と勝手にカテゴライズしているので、必然的にコンサルタント(含出身者)が多くなりますが、この方々の著書は非常に良いです。
そしてタイトルにある「次世代の論客は誰か?」についてですが、個人的な一押しは北野唯我氏です。
現時点(2019年3月)で2冊の著書を出されており、いずれもキャリアに関するテーマですが、組織・人事の観点からものすごく洞察が深く、示唆に富んでいます。
僕自身、一応、組織・人事の世界に身を置いていましたが、大変学びが多かったです。
組織・人事分野においては金井氏、高橋氏、守島氏、野田氏等、先人も多いですが、構造化されていないけどモヤッとみんなが感じていたことを、北野氏は見事に言語化している!と思いました。
(しかもかなり分かりやすくて読みやすい)
僕も同世代として、愚問に自答してる場合ではない!と発奮しました。
結論:当面はオススメを聞かれたら北野唯我氏を推します。