愚問自答「2020〜2040年で食べていけるための資産とは?」
今後10年で残る/消える職業、みたいな記事を10年くらい前から読み続け、当たらずとも遠からず、という印象です。
正直、職業単位ではあまりトレンドは見えませんが、"食べていくための資産"という観点では緩やかに20年くらいの区切りでトレンドがありそうです。
そこで今回の愚問自答は「2020〜2040年で食べていけるための資産とは?」とします。
※あくまで"食べていく"という基準なのでハイパー金持ちみたいなのはやっぱり引き続きキヨサキ的なサムシングかなぁと思ってます
※ここでいう資産というのは物的なモノではなくもう少し柔らかいのを含めます
まず、過去をザックリ振り返ります。
1980〜2000年はずばり「学歴」だったと思います。
いい大学卒業して、いい会社入って…という例のアレですね。
背景には経済成長局面だったので、安定的/教科書的なオペレーションをこなせる人材=失敗しない人材が重宝され、偏差値高い人が自ずと注目されたと思います。
1990年代後半から景気が悪く学歴だけじゃ何も通用せず、ITバブルでそのトレンドが完全なる終焉を遂げた…といったところでしょうか。
2000〜2020年は「地頭」だったと思います。
実力だ成果だと言われ、「勝つ奴が強い」といったシュナイダー的なことが是となるアレです。
背景としては、不景気からの復活=問題解決が重要となり、スーパー頭良い人が重宝がられました(その結果、典型的にはコンサル産業が潤いました)。
で、これからです。
2020〜2040年にあたっては、「友達」が一つの資産になると思います。
既にIC(Independent Contractor:独立個人)が多く登場し始めたり、NPOが多く生まれているように、これからは地域社会の課題を個人や非営利団体が解決する流れが強まる可能性が高いです。
これは、顕在化している社会課題によるロス(減少)の大きさと、解決にかけられる限界費用を考えれば、当然の流れに思います。
つまり機械設備への大幅投資のムーブメントは去り、ソフト的な工夫が重要となるため、良質な知恵と行動力を早く組成することが大事で、それこそ「友達」に他ならないためです。
そして大事なのは多様で頼れる友達を持つこと。(ただ集まるだけではまさに烏合の集…)
後半はクドクド書きましたが、そろそろモードチェンジのタイミングですね。
結論:持つべきものは友、とは先人はよく言ったものです。