愚問自答「どうやって"行動"するか?」
実に一カ月ぶりの投稿です。
ここまで筆が止まった原因を分析するに、『外からの刺激がやたら減ったこと』があげられます。
(もちろんそれ以上に『筆不精』『継続が苦手』など僕個人の特性に依るものも大きいとは思いますが…)
自粛生活・在宅勤務に慣れたことで、五感を通じて入ってくる情報が相当固定化され、愚問を感じる隙が生じない!という状態に陥ったわけです。
また『コロナに関する云々は愚問でなく賢問になってしまうため原則、テーマに挙げない』という誰得な制約を設けたことで、ますます愚問が少なくなったこともあります。
自粛でやることがない休日の暇にあかせて、先日この愚問自答をポッドキャスト化しました。
(本稿執筆の7.26時点ではSpotifyで聴けます)
「Anchor」というアプリを使えば無料で超簡単にポッドキャストの番組作成・公開ができ、「何事もやってみて学ぶことが多いなぁ」と思いました(アプリは以下からDL可)。
https://play.google.com/store/apps/details?id=fm.anchor.android&hl=ja
https://apps.apple.com/jp/app/anchor/id1056182234
僕自身は元来『考えてから行動したい、何なら考えた上で行動しなくてもそれはそれで仕方ない』という消極派です。
ビジネス書は多読する方ですが『行動力』系の本は意図的に避けていますし、自己分析系のアンケートでも『思考』と『行動』では『思考』側にマークします。
そんなわけで僕は『まず、行動してみる』ということに苦手意識がありましたが、ちょっとずつ『行動』というものをしながら思ったことを徒然に書いてみます。
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1.行動に伴うリスクは他者の巻き込み具合による
世の中にはあれこれ理屈や言葉が溢れていますがシンプルにまとめれば、
『行動しない理由』は『リスクをとりたくない』であり、
『行動する理由』は『リターンを得たい』です。
(本当は上記ぐらいシンプルでいいのに、行動派が『行動しないことのリスク』とか非行動派が『リターンは不確実』とか小賢しいことを言うからややこしくなる…)
ただその二つだと『結局、やるかやらないか』という、不必要にギャンブリーな選択を迫られるため、臆病な僕自身の胸に手を当てて、以下のように考えてみました。
要は『誰まで巻き込むか(影響が及ぶか)』によってリスク・リターンの大きさは変わるため、各人が自分の許容範囲で行動を起こせばよいのだと思います。
例えば、僕のブログやポッドキャストは趣味でやっている範囲のため、完全に『自分』の範囲を出ません。『自分』の中で閉じることはリスク・リターンともに小さい。
一方、転職は『家族』まで巻き込むものです。そのため、家族の生活・人生分のリターン・リスクが上乗せされます。
『起業』も個人事業でやる分だと『家族』の範囲、そこに『友人と起業』が入ると友人の人生に影響が及びます。そのため一気にリスクが高まりますが、その分一人では成しえなかったことまでできるようになります。
さらに『人を雇う』…となると、それは公器となり、まさに運命共同体ならではのリスク・リターンの大きさになります。
※余談ですが、上場はこのリスク・リターンを市場に開放することで経営者では背負いきれないレベルのリスク・リターンをとることなのだろうなと思いました。
そういったわけで、僕的には『リスクもリターンも自分の中で留まることならドンドンやってもよい』と、『行動する/しない基準』を設けたことで、その範囲で行動しやすくなりました。
2.『やらなきゃ何も始まらない』けど『やりゃ良いってもんでもない』
宝くじも買わなきゃ当たらない。よって、行動しないと何も始まらないと思います。
特に厨二病から目覚めた僕は
『ある日突然、異国の老紳士が僕の才能を見出してビッグチャンスを与えてくれる…なんてことは絶対にない』
『ある日突然、ヘッドハンターから電話がかかってきてイケイケのベンチャーの経営を任される…なんてことは絶対にない』
ということをナイスミドルになって痛感したため、『何かチャンスを得たければ、準備をしないとダメだ!』と思いました。
一方で、『やりゃ良いってもんでもない』とも思うのです。
実際に何かをやってみて思うのは『体力・時間・やる気は有限である』ということです。
例えば、僕は採用される/されないをわきに置くと、『この会社で働いてみたい』と思う会社があと10社くらいあるのですが、身体は一つなので難しいです。
(各社2年ずつ勤めれば可能と言えば可能ですが、いまこの時代に、この若さで働いてみたい…という諸条件は満たせず…)
そうなると取捨選択をして行動する…ということが必要になります。
もちろん『行動しないと向き不向きは分からん』というのも一理あると思っていて、実際は『自分で収まる範囲でお試ししながら行動する』というのが臆病派の僕にはちょうど良いと思いました。
(その意味では、他者に対して『行動せい』という人はある意味すごいと思います。色々とストレス耐性が強いのでしょうね)
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以上、久々に愚問自答してみました。
この愚問自答も書き溜めると使い道がいずれ出てくるかな…とも思うので、『小さな行動』の一つとして、ご笑覧いただければと思います。
結論:
『自分』で収まる範囲なら趣味として行動してみてもよいかも!